WINERY施設案内

施設案内

ブドウ畑

自然状態が良好に保たれ豊かに広がる霧島の山中に、8ヘクタールのブドウ畑を開墾しました。
メルローやシャルドネを中心に、20,000本を超えるブドウの樹を栽培しています。

土の状態や育成環境の改良に取り組み、現在ではピノ・ノワールやソーヴィニヨン・ブランなどの
品種についても、安定的に生産されるようになりました。

年間平均気温17度という温暖な気候や肥沃な大地など、都城ならではの自然の中で育ったブドウは、
糖度の高さもさることながら独特の風味を持ち、美味しいワイン作りにとても適した原料です。

醸造所

ブドウの冷蔵保管から瓶詰めまで、ワイン作りのほぼすべての工程を
こちらで行います。
除梗破砕機や圧搾機などの機材は本場ヨーロッパ製のものを使用するなど、
私たちの目指すワインの味を実現するために最適な環境を揃えています。

ワイナリーショップ

ワイナリーショップでは、ワインやシードルなど都城ワイナリーの商品をお買い求め頂けます。
通常商品のほか、マークエステル氏による日本神話をテーマに描かれた限定ラベルワインや、
玉村豊男の絵が描かれた食器、絵はがき、Tシャツ、ガーデニンググッズなど、
様々なオリジナル商品を取り揃えています。
霧島にお越しの際には、ぜひお立ち寄りくださいませ。

ワインができるまで

01

選果・収穫

実の熟したブドウを、細心の注意を払って手摘みで収穫します。
また、腐敗果や未熟果など不良な果実などを丁寧に選別し、美味しく健全な果実だけを選り分けます。 人の手による大変な作業ですが、ワインの品質を左右する重要な工程となり、手を抜くことは許されません。

02

冷蔵保管

収穫したてのブドウが持つ本来の果実味を守るため、徹底した温度管理のもと冷蔵庫で保管します。

03

除梗破砕

保管していたブドウを除梗破砕機に投入し、ブドウの粒だけを取り分けます。
「梗」とは果梗、つまり粒がついている茎の部分を指していて、
梗を取り除くことで未熟なタンニンや雑味を防ぐことができます。
粒だけとなったブドウは、果汁が出やすいよう荒めに破砕されます。

04

圧搾

「圧搾」とは、果皮や種子から果汁を絞り出す工程です。
当ワイナリーでは空気圧式の圧搾機を使用しており、空気で膨らむ風船のような装置がブドウを円柱形のタンクに押し付けることで搾汁します。
果皮と種子に余分な圧力がかからないため、クリアできめの細かい果汁を搾汁できます。

05

発酵・熟成

圧搾した果汁をステンレスタンクに入れ、酵母の力で発酵させます。
発酵中はタンク内の温度が上がりやすく、温度が1〜2度違うだけでも酵母の活動や醸しの具合が変わります。
温度を一定に保ちやすいステンレスタンクの特性を活かし、細かな温度管理を行っています。
発酵を終えたワインは樽に移し、熟成させます。

06

瓶詰め

ついに出来上がったワインを瓶詰めし、栓をしたらラベルを貼って完成です。
お客様の手元に届き、美味しく味わっていただく日を待つばかりです。